サーフバディ
狙い的中な日だった。
前日の天気図やサーフサイト、うねりの大きさなどからおそらく午後以降にサイズアップするのではないかと予測。最近一番のサーフバディな息子達に伝えると牧場終わり次第行きたいとのこと。
そうだよね、そりゃあそうだ。
そして子供達を東村までに向かう道中源河からアルメに抜ける山道の山頂付近から太平洋が見えてくるのだが、そこから見たらガッツリウネリが入ってるのが見えた。
そして慶佐次から平良湾へと時にもアウターリーフの炸裂具合が見えて来た。
そしてぼくが高江在住時にいつもチェックしてうねりの方向や強さの判断材料にしてた通称赤橋から見た海は久々に見たウキウキワクワクなコンディションだった。北東方面からのしっかりしたスウェルが筋状に何本も入り、軽いオフショアがさらにすてきなコンディションにしていた。
これは間違いないとアクセルもいつも以上にしっかり踏んで先を急いだのだが、その日は気持ちを落ち着かせてくれるかのような遅い車に次々と遭遇。
そして現場到着。
素晴らしい快晴にサーファーはなんと3名。みんな裸で入ってる。ビキニサーファーもいた。
ひとり上がって来た。よく見るとぼくの大好きな帽子屋のけいくん。波はいいらしい。
セットは上等。しかもものすごく波が張って来てる。これは向きが素晴らしいからに違いない。
結局じんぺいた(長男)骨折後のリハビリでまだ手首の調子が芳しくないとのことで来ず、次男タオとふたりだった。
タオもあまりの波のクオリティに目を見張って、緊張してトイレに行くという。
そういう自分ももよおして来た。まあこっからさらに潮加減もよさそうだしゆっくり行くか。
そして入水。
一本目はセットではない波だった。それでも腹くらいのクリーンやつ。小さいけど3発トップで返してから早いセクションを駆け抜けれた。今日の相棒はクリステンソンフラットトラッカー7'5。
もう中古で購入してからほぼ4年、自分の中の一番のレギュラーボードになってしまってるから150ラウンドくらい入ってるかも。乗れば乗る程その素晴らしいグライド感のとりこになってくる。ボードについては色々想いはあるのでまたの機会にガッツリ語りたいと思います。しかもある暑い日にワックス落とすつもりで直射日光に置いておいたらばっくり剥離。すぐ修理しようかと思ったけど剥離直して、そのほかの場所との強度の違いで折れやすくなる危険性もあるしさらにさらにバランス崩れてこの素晴らしいフィールが失われてしまうのではないかという気持ちもあってそのまま乗ってますが。その後波数は一旦少なくなってきたけど乗ればインサイドのかなり浅くなってるとこまで駆け抜ける事ができた。
最初のうちはタオもおとなしく乗っていたが入って一時間過ぎたあたりからリズムも合って来て
乗れ始めてた。ちょうどそのタイミングでヤンバルボーイズの仲間が入って来た。
やっぱり大好きなサーフバディでありライバルの登場で俄然張り切り出し、セットをすべて子供達が乗り尽くす状況になってきた。そしておとなたちはそれを微笑ましく眺めつつたまに乗る的な状況だった、と信じたい。それくらい子供達は遠慮なく乗りまくるから。まあでも子供のうちはそれでいいのかなと個人的には思う。そんな大人のような出来た人間(んっ、大人でもそんな出来た人少ないか)にまとまる必要ないだろうし、どんどんうまくなってサーフジャンキーになってくれたらいろんなとこ旅して色々勉強できるはず。まあなんかそんな感傷にひたりたいくらい良い波が最後最後の真っ暗になるまで入り続けてた。もちろん個人的には今年一番のブレイクだったと思う。
なんだか今年の梅雨は良い波にあたりまくりでビックリ。いつもはほんとに波がないから。
そして翌日も残るかと予想してたけど、かなりサイズダウン。
でも子供達は放課後セッションをまたしてもまっくらになるまでやってたらしい。
いいよなぁ、サーフィンのある日常。
日々波乗り
Keep on slides up!
aloha
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